1947-12-01 第1回国会 衆議院 司法委員会 第66号
試みに關警察署について申し上げますれば、その管轄區域は、武儀郡二十七箇町村中の二町十五村、すなわち關町、美濃町、小金田、下有知、中有知、藍見、大矢田、洲原、下牧、上牧、洞戸、板取、富野、下之保、中之保、富之保、上之保の諸村、それに加茂郡ニ村、田原、富岡、人口約十萬でありまして、金山、山縣郡、高富等の諸警察署のごときも、元來關署の分署でありましたものが昇格分離せられたのにほかならないのであります。
試みに關警察署について申し上げますれば、その管轄區域は、武儀郡二十七箇町村中の二町十五村、すなわち關町、美濃町、小金田、下有知、中有知、藍見、大矢田、洲原、下牧、上牧、洞戸、板取、富野、下之保、中之保、富之保、上之保の諸村、それに加茂郡ニ村、田原、富岡、人口約十萬でありまして、金山、山縣郡、高富等の諸警察署のごときも、元來關署の分署でありましたものが昇格分離せられたのにほかならないのであります。
殊に司法關係に最も縁の深い警察署について見ますると、その管轄に武儀の二十一町村の中の二町、即ち關町と美濃町の二町の外、十五村の管轄をもつておりまして、人口十萬を含んでおりまして、金山、高富という警察署が分離いたしたのでありますが、これは關警察署から分離したというわけでありまして、相當司法關係事件の上から申しましても重要な地點となつておりまして、昭和二十二年度には事件數七百九十七件、二十一年度は八百二十二件